キリロム工科大学『東京事務所長』のつぶやき(非公式blog)

キリロム工科大学の日本人入試も今年で2年目。日本の大学受験に思うことを、日々のデキゴトにあわせて書いてみたい。

キリロム工科大学は文部科学省の認可がありますか?  →ありません。

母:娘がキリロム工科大学を受験したいと言っています。キリロム工科大学は日本の文科省の認可のある大学でしょうか?

私:イギリスのオックスフォード大学や、アメリカのコロンビア大学は、日本の文科省の認可がないと思われます。いかがでしょうか?
母:では、キリロム工科大学も、文科省の認可はないですよね?

私:はい、ないです。

 

先日、こんな会話をした。こんなストレートな話し方ではもちろんない。しかし、開口一番の質問がこんな感じだったので、驚いた。キリロムは学長が日本人だから、の質問だったような気がする。

 

日本人の行く学校がすべて文科省の認可があると、日本人は思い込んでいることが多いのだろ。私も数年前まではそうだったかもしれない。

 

たとえば、今高校には文科省認可の高校と、通信制を中心とした経産省認可の高校がある。そんなことは一般的には知られていないが、実はそうなのだ。

 

30年以上海外の高校に(自ら)行く高校生数は横ばいで、大学生については減少中と聞いている。(もったいない、行く人が少ないから、入学しやすかったり、アジア人・日本人枠があったりするのに、、、)

 

自分も含めて「日本という枠」から出にくい、出てはいけない、出ない方が楽に生きられる、そんな風潮がまだまだあるようだ。

 

なので、某社の「大学一覧」から行先を選ぶ高校生がほとんどだ。だって、知らないんだもの。海外にたくさん、たーーーーくさん、大学があることを。

 

私も今の時代に生まれたかったな。選択肢の多い、今の世の中に!(ああ、悔しい~)

 

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ハッカソンで入賞。最近、カンボジア国外にも足しげく行くようになったキリロム工科大学生、すごい!