キリロム工科大学『東京事務所長』のつぶやき(非公式blog)

キリロム工科大学の日本人入試も今年で2年目。日本の大学受験に思うことを、日々のデキゴトにあわせて書いてみたい。

キリロム工科大学【 授業料が戻ってくる !?編】

【先端技術IT学科の場合】  
カンボジア人は全員が奨学金で学んでいます。つまり全員が0円です。その仕組みは、日本企業が奨学金スポンサーとなり、ひとりひとりの学生に奨学金を払っています。なので「賢い、一生懸命学びたい生徒」が集まってきます。

キリロム工科大学|即戦力になるエンジニアを育てる大学

 
日本人学生は学費・生活費が必要ですが、卒業時の成績によって「後から奨学金がもらえる」という仕組み(「成績連動型奨学金」)になっています。また、キリロム工科大学のカンボジア人学生のスポンサー企業に就職することになった場合は「スポンサー企業勤務奨学金」がもらえます。
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  ■OUT:4年間の学費・生活費:USD 41,700 (約518万円)
  ■IN:4年後の後払い奨学金【注:成績・就職先による】
  ・成績連動型奨学金:USD 17,000~34,000 (約187~374万円)
  ・スポンサー企業勤務奨学金:USD 16,000(約176万円)
 ※1USD=110円で試算
 ※入学説明はこちら
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午前中は授業、午後からは企業からのインターンシップをこなすことでこのような仕組みがなりたちます。
 
例えば、日本の大学生は学費や生活費(の一部)を稼ぐために「自分の大学の専攻とはまったく別の」バイトをしていることが多いと思いますが、キリロム工科大学では「インターンシップで学び、きちんと成果を上げたなら、卒業後に現金で戻ってくる」という、言い方を変えれば「名実ともに割の良いバイト」にもなるのです。
 
それが卒業後に戻ってくる学費・生活費となるのです。
 
世界的には似たようなモデルは増えているようですね。せっかくの大学生時代の時間、自分磨きに使うのは本当に良い仕組みだと覆います。
 
大学時代はバイトに明け暮れて、何を学んだかわからない、、、
 
そんなことにならないように、、、と願っています。

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