キリロム工科大学『東京事務所長』のつぶやき(非公式blog)

キリロム工科大学の日本人入試も今年で2年目。日本の大学受験に思うことを、日々のデキゴトにあわせて書いてみたい。

日本国の【国立大学】の入試が始まってから、、、

「今日の午後、第一志望の国立●●大学の結果が出ます」

 

という話をしながら、午前中にキリロム工科大学の質問を受けていた。(結果はどうだったんだろうか?)

 

その大学には行きたい、が、英語が使えるようにもなりたい

 

というのが彼女の悩みでもあるようだ。是非、第一志望を合格してほしいと思う。

 

問い合わせ?相談?質問?の会話を高校生や浪人生としていると必ず出てくるのが、

 

「英語ができるほうが良いと、頭ではわかっているんです」と、、、

 

2年前の我が家の環境も似たようなものだったと思う。学校の先生は偏差値別大学リストを見ながら「ココは受かったらラッキー、本命はこっちだな」と。塾の先生は「このスケジュールだと、5校受験できるぞ」と。自分がそうだったから、という思い込みで「海外の大学は視野にない」保護者は、できるだけ子どもが転ばないように「やるだけやったらいいんだから、頑張れ」と。今の高校生親の時代と、彼ら彼女らの未来はまったく環境が違うのだ。

 

誰も何も悪くない。だって知らないんだから。私も知らなかったときは、そんなものだと思っていた。この2年で様々な高校の先生、留学エージェント、海外大学出身の若者と話をするうちに、大学受験の問題点が見えてきた。(大抵の教育関係者は知っていた、が、口に出せなかった人が多かったのではないかと忖度する。)

 

何のために大学に行くんだっけ?

志望校ってどうやって決めるんだっけ?

英語はなせないで困らないんだっけ?

 

私は今、大いに困っている。「一番英語のできない有澤さん」として、働いている。英語会議中に同僚の日本人に「何を言っているのかわかりません~」と日本語で言われたり。(とほほ。。。)

 

おっと、その話ではなかった。

 

国公立大学が始まり、今結果がでているようですが、キリロム工科大学はもちろんだが、マレーシアも台湾もかなり安く「英語で学べる大学」がある。ちょっと高いけど、イギリスもアメリカもオーストラリアもある。

 

大学が日本にしかない、なんて思わないでほしい、というのがもしかしたら今日のお題かもしれない。

 

「日本の大学」しか考えていなかったら、職業の選択肢が、実はかなり狭いことを、受験生にはぜひ理解してほしい。

 

(もしかしたら、火星語とか宇宙語とか、本当に今からやっておくべきかもしれないね、、、小学生は)

 

キリロム工科大学 まだ間に合う2019年4月入学

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cambodianの1年生、名前は知らない。「カンボジア人は英語が達者!」と知ったら、日本人は驚くかもしれない。私は、びっくりして、やっばー、、、と思い、焦っている。