キリロム工科大学が高校1年生から受験を可能にした理由
ある夏の日、、、
「私は中高一貫校の中学2年の女子です。このまま高校に行って、付属なのでその大学に行くのは、私にとってはあまり意味がないと思っています。高校入学後すぐに高卒認定を合格したら、キリロム工科大学の受験と入学ができるかを教えてください。」
こんな問い合わせが来た。驚いた。なんとかしなくては、と思った。
カンボジア政府に確認したところ「高校卒業と認定されるなら入学がOK」と言われ、
JASSO(日本学生支援機構)に奨学金が借りられるかも聞いたところ「大学入学が認められているならOK」と回答をもらい、その翌日より「高校1年生からの受験・入学が可能」となった。
これだけのことを決めるのに、日本だったら、何か月かかるのだろか?「今」「最先端」に即対応仕組みがないと、最先端を維持できない。
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり
なんとなく、そんなことばを思い出したりした。